iPhoneの撮影で使えるリモコンをいろいろ買ってレビューしていますが、今回は前々から気になっていたセンチュリーのBluetooth接続マルチメディアリモコン iRemote Shutterを購入して試してみました。今回のものは単にシャッターを切るだけでなくマルチメディアリモコンとしても使えるとの事で、なんとなく仕組みとしては Bluetooth接続のヘッドフォンと同じ仕組みなのかなと思っていました。大きさは100円ライターを少し大きくした感じですが、持ちやすく軽いです。
私が今回買った用途としては、離れた場所から記念撮影などできるモノとして使うことがメインで、他にも音楽を聴いていてプレーヤーの操作もできるものとしてチョイスしましたが、別の用途としてMacのKeynote用プレゼンとしても使えるようで、結構使える用途があるなと思いこれにしました。
本体重量は30gで胸ポケットなどに入れておくこともできます。電源は横にON/OFFのスイッチがあり、ONにするとランプが点灯します。
本体自体は充電タイプではなくCR2025コイン電池×2個の電池式なので電池が切れたらコンビニなどで買うことができます。
iPhone(他にiPadやiPod touchなど)との同期はアプリは不要なBluetooth接続で、設定 ⇒ Bluetoothから最初にペアリングする必要があります。注意としてはAndroidには対応していないこと、マルチポイント(複数機器の同時接続)/マルチペアリング(複数機器の登録)にも対応していません。
ペアリングする時には最初にテンキーを出して送信キーを押します。iOSデバイスで4ケタの番号が表示されるので、iRemote Shutterで4桁の数字を入力してリターンキーを押すと認識されます。キーボード?ということになりますが、このiRemote Shutterは下の部分はスライドできてテンキーが出てきます。ちょっと押しにくいですがここから入力して接続します。1度接続に成功すると後は電源ONで繋がります。
リモートシャッターとして使う場合、最長距離は10mということで、集合写真など撮る時にも重宝しそうです。またリモートシャッターとしてではなく、部屋の中でiPhoneで音楽を聴く時にリモートで操作もできるところが良いなと思いました。
それで、このリモートシャッターの仕組みについては、ボリュームを上げているだけです。iPhoneの場合、ボリュームボタンがシャッターになります。それを利用したリモートシャッターになっています。
なのでiPhoneに入っているカメラアプリがすべてこのリモートシャッターで使えるとは限りません。ただ標準のカメラはボリュームボタンシャッターに対応しているので写真も撮れますしビデオも撮れます。
また他に有名どころではHipstamatic [iTunes], Camera+ [iTunes],MPro [iTunes],645 PRO Mk II [iTunes]など使える事を確認しました。中には設定でボリュームボタンシャッターが使えるように変更することで使えるものもあります。
これからの時期、旅行などには、小さな三脚と一緒にこのリモコンがあると便利だと思いました。