上期の終わりと年末(下期の終わり)にまとめているiPhoneカメラアプリですが、今回もいろんなカメラアプリを試し撮り、本気撮りする中で使ってきたiPhoneカメラを厳選して10本ご紹介します。実際のところはもっと、この数倍のアプリを紹介したいのですが、そこらへんはアプリレビューで少しずつ出していきたいと思っています。今回の上期のテーマは外せないiPhoneカメラアプリ10本と決めて選びました。
去年のアプリベスト10は下記になります。
● favLifeのARCHが選んだ2013年 iPhoneカメラアプリベスト10を紹介します!
それでは10本紹介します。
EyeEm – 写真 フィルターカメラ & フォトコミュニティ, ライブ エフェクト – EYE’EM
今の私の写真はここが拠点で活動をしているようなものです(後はFlickrくらい)。刺激的な写真が数多くあり、見ていてとても勉強になります。フォローしていなくても同じ趣味の写真は簡単に見ることができるところも良いです。アプリ自体にはフィルターもあり、このアプリだけでも写真を楽しめるようになっています。コンテストも定期的に行われており、またWeb限定ですが写真を販売することもできるようになりました。写真集を見るような感覚で人の撮った写真を見ることができるのも気に入っています。このアプリで写真を撮らなくてもすでに撮った写真からも取り込めます。
【レビュー記事】
● EyeEm : iPhone,Android,Windows Phoneにも対応した写真共有SNSサービス。そのアプリの使い方をご紹介します。
VSCO Cam® – Visual Supply Company
アプリ自体は無料でフィルターが課金して使えるアプリ。しかしそのフィルターの量は全部を把握できないくらい多く、選ぶのも楽しいです。フィルターは今風というよりもどことなくフィルムカメラを思い出させるような感じですが、新しさも感じます。フィルターで一発選択だけでなく、調整機能も備わっていてシンプルながらも融通の利くカメラアプリです。Android版は直接、上で紹介したEyeEmに投稿も可能です。
TimeLapse ? xyster.net
微速度動画(タイムラプス動画)を作成・編集するアプリで、いろんなタイムラプスアプリがありましたが、このアプリはとにかく設定が楽です。今までだと時間間隔やサイズなどいろいろ指定する必要があって面倒だなと思っていたのですが、やりたいことを設定するだけで自動で設定して撮る事に集中できるので気に入りました。iOS 8でもタイムラプス動画が撮れるということですが、ここまでの設定はできないだろうなと思っています。
【レビュー記事】
● TimeLapse : プロ用と書かれていながらも固定さえすれば誰でも簡単にタイムラプス動画が撮れるアプリ。
Hipstamatic – Hipstamatic, LLC
定番のトイカメラアプリ。今年に入ってもレンズやフィルムも出ていて飽きさせない作りがとても良いです。最近出たモノトーンのレンズ、フィルムも気に入っていますが、Sergio+Maximusが今一番使っているレンズとフィルムのセットです。多重露光も撮れるのでバリエーションが豊富。フィルターは気に入ったものを購入して使うタイプのカメラアプリになります。シンプルながらも遊び心のあるカメラアプリ。
【レビュー記事】
● Hipstamatic : 遊び心のあるiPhoneカメラアプリ
SKRWT ? mjagielski
こういうアプリが出るのを待ってましたと思ったのが5月末。どうしても風景写真を撮る時に出てしまうレンズのゆがみを補正してくれるアプリ。ゆがみ自体を味としてそのまま使うのも良いですが、目で見た通りに写すことも必要なときがあり、そんなときに便利なアプリです。
【レビュー記事】
● SKRWT : iPhoneで撮った写真の歪みや傾きを簡単に補正してくれる便利アプリ。特に風景写真の撮影に重宝します。
MullerPhoto ? Vinegar, INC.
写真家のマイケル・ミュラーさんのカメラアプリ。独特なフィルターやライトリーク効果で他のアプリとはまた違った雰囲気に仕上げる所が気に入っています。使い勝手もよく、フィルターを選ぶだけでなく自分で調整することもできます。
【レビュー記事】
● MullerPhoto : 写真家マイケル・ミュラーのiPhoneカメラアプリ。何気ない写真を劇的に変えてみよう!
Provoke Camera ? Toshihiko Tambo
独特のモノクロ写真を撮るならこのアプリ。ハイコントラストなものから普通のモノクロまで撮れ、タップフォーカス、露出調整に対応。ダブルタップでロック可能になりました。写真アルバムからの写真を取り込んでのモノクロ化も可能です。
【レビュー記事】
● Provoke Camera : モノクロで荒れたイメージの写真がイイ!ハイコントラストもイイ!iPhoneを使っていたからできたこのモノクロカメラアプリ。
魚眼カメラ (Fisheye Pro) – Fisheye Camera with Old Film, Cool Lens and Color Ringflash – Lotogram
実際にフィッシュアイレンズは持っているので、どうなんだろうと思いながら試してみたら以外にも面白かったこのアプリ。フィッシュアイ効果だけでなく、ビー玉を浮かべたような宙玉レンズ効果の写真も撮れます。またこのアプリフィルターがLOMOっぽいトイカメラのようなフィルターもあるので、それだけでも楽しめます。
Big Lens ? Reallusion Inc.
昨年もお世話になったボケが簡単に作れるアプリです。ただボケを簡単に作れるだけでなくフィルターもきちんと使えるものが揃っていて、ボケを作りたい写真の時にはこのアプリを必ず使っています。オリジナルサイズで保存ができるのも評価高いです。
【レビュー記事】
● Big Lens : フォーカス自動認識機能が秀逸!簡単に一眼カメラで撮ったようなフォーカスとボケを作成、更に効果も豊富なiPhoneカメラアプリ
iMovie – Apple
最後は、昨年くらいから頻繁に使い始めたこのアプリ。自分の撮った写真だけを入れて動画にして紹介したり、ちょっとした動画をまとめて編集するときにも便利。音を入れたりするのも簡単です。とにかくマニュアルがなくても簡単に動画ができるのが便利で、iPhoneでササッとできてしまうところが嬉しいです。
ほかにもまだまだ紹介したい2014年上半期良く使ったカメラアプリはありますが、それはまた次の機会に紹介していきたいと思っています。