写真共有サイトと言うとFlickrや500px,Instagramなどがありますが、私は、ここ数年はFlickrは保管庫として。投稿や閲覧はEyeEmにシフトしています。なぜEyeEmか?と聞かれると、心地いいからと答えるようにしていますが、まず写真のクオリティが高く、学べることが多いこと。写真集を見たいと思ったらEyeEmを見て、創作意欲を掻き立てられたらEyeEmアプリから投稿しています。そして昔から馴染の海外のiPhoneographerがほとんどいること。更に重要なことですが、作っているEyeEmチーム全員がEyeEmアプリを楽しんでいること。世界中のコミュニティーを非常に大切にしていること(以下省略)。
出会いはもう3年前になりますが、本当にその時の写真の有り方を研究してて良い形で進化していってるなと思います。写真販売サービスも始まっています。高機能なカメラはいりません。モバイルフォトがメインです。東京でも頻繁に行われるMeetupにも参加するようにしています(時にはホスト役やってます)。言語の壁があっても写真で繋がるとなんとかなるので行くようにしています。
昨日、このEyeEmアプリがバージョン5にアップデートされました。今まで使っている人からすると、大幅アップデートと思える内容で、まずVSCO Cam®を思わせるようなすばらしいフィルターが多数増えました。単にフィルターをタップして終わりではなく、かけ具合も調整できます。次にSKRWTのような傾き修正機能。単に写真の角度を変えるだけではありません。歪みを直してくれます。そして、編集機能にあって欲しい明るさやコントラストなどの微調整機能。この写真共有サービスのアプリに全部入りました。そして更に、写真を学ぶ人、テクニックを公開する人をつなげる技術もこのアプリに搭載されました。
サービスとしても企業と繋がる形でミッションと呼ばれるコンテストを高頻度で行っています。また全世界同時にMeetupを企画しプレゼントを準備してくれたり、こんなに面白いサービスはなかなか無いなと思いました。だから続けられると思います。
サポートサイトは下記になります。
● EyeEm Blog
アプリは、iPhone / iPad、Andoroidに対応しています。
それでは、今回アップデートされた内容を紹介していきます。まずは編集機能。アプリからカメラを起動して写真を撮ってそのまま編集もできますが、撮り貯めた写真アルバムからも取り込めます。その時には、シャッターボタンを長押しすると、すぐに写真アルバムが開き、写真を選択すると編集画面に行くことができます。
編集画面では、まずフィルター選択の表示になっています。画面上部真ん中のアイコン3つのうち更に真ん中が白くなっていると思います。このときには、画面下のフィルターが選択できます。左右にスライドさせて選択できます。そして、そのフィルターを選択している状態で、更に同じフィルターをタップするとかけ具合を調整できるようになっています。フィルターの数の増えているので、全部確かめてみるのをお勧めします。
そして画面上部中央の一番左のアイコンをタップすると、回転、トリミング、位置調整、ヨコ、タテの編集が可能です。回転やトリミング、位置調整は編集アプリにはだいたいあるでしょう。
そして、ヨコ、タテは、歪みを直してくれる機能になります。SKRWTにあるような機能で、どうしてもレンズの歪みが影響してしまう建物の写真などをまっすぐに修整することも可能ですし、逆に広角レンズで撮ったような迫力ある写真にすることもできます。
そして写真編集ではよく使う機能かもしれません。画面上部中央の一番右のアイコンをタップするコントラストや彩度、影、ハイライト、シャープなどの設定が可能になります。ここの部分は左右にスライドさせてメニューが表示できます。タップするとその上にかけ具合を10段階で指定できるスライダーが表示されます。
これだけあると、他のアプリで加工しなくてもいいくらい十分な機能が揃いました。
そして次は、写真を学ぶ人と、テクニックを公開する人の懸け橋になります「Open Edit」。EyeEmで友達やアルバムを見ていると、変わったアイコンが出てきます。
この人の(ここではCEOのFloさんの)写真のテクニックを見たい時に、このアイコンをタップします。すると、この人がEyeEmアプリで使った上で紹介した調整の値を見ることができます。更にこの調整した値を、自分の撮った写真に適用することができます。画面の一番下にある「この編集を見てみよう」をタップすると写真を選択する画面になり、写真を選ぶと調整の値が反映されていきます。
ただ元写真が異なれば、必ずしも同じ雰囲気になるとは限りませんので、どういう効果を使って実現しているのか学ぶことができます。
この機能は Open Editという機能で、タグを入れるところでOpen Editと入れるとテクニックを紹介できるようになります。ただし、使うことが許されているのは今の所、参考になるであろう著名なカメラマンだけなので、一般ユーザーでOpen Editのタグを入れてもタグにはなりませんし、テクニックを公開することはできません。このテクニックの公開機能は順次広げていくそうです。ただ他のアプリを使って投稿した場合は、この機能は役に立ちませんが、学ぶ側の人にとっては、気に行った写真がどのように作られているのか参考になると思います。
EyeEm Tokyo Meeupは、12月21日銀座で行われます。興味ある方はぜひ。EyeEm World tour展示の最終日になります。残念ながらEyeEmの中の人は、ドイツなので来れませんが、海外出身の人達も参加してくれます。
● EyeEm Tokyo Meetup vol.06