すでに7月くらいから情報が出ていたのでご存知の方もおられるかもしれませんが、iPhoneのカメラアプリ、レンズやフィルム、フラッシュなどの付け替えで様々なエフェクトが使えるトイカメラアプリとして有名なHipstamaticが劇的な変化を遂げました。アプリ自体は1から再設計。今までは真四角オンリーだったアスペクト比も取っ払いました。新たにプロモードを実装(今までのインターフェースはクラシックモードになりました)。
そして更に大きいところでは、すでに撮っている写真に対して指定のフィルムやレンズ、フラッシュのエフェクトをかけれるようになっています。ここはおそらく一番嬉しい機能ではないでしょうか。そして撮影のプロモードは撮影時のコントロールが可能になっています。
2015年7月の時点の告知動画です。
今までHipstamaticを使っていた方はそのまま無料バージョンアップになります。レンズやフィルムなどのパッケージであるHipstaPakも引き継げますが、起動時に何種類かパックになって売っていたパーツの一部でエラーが出るものもあるようです。アプリ自体は無料になっており、レンズやフィルム、フラッシュ、ケースが付いたHipstaPakが有料になる形のアプリです。
アプリを起動すると最初にアップデートの内容の紹介があります。Hipstamaticを使うときはいつもiPhoneは横向きにして。ということがもう必要なくなります。ただ、昔の方が好きという方のためにクラシックモードで以前の形にすることもこのアプリの中の設定で変更可能です。
それでは変わったところを見ていきましょう。まずはプロモード。撮影時には、今まで変更できることといえばフィルムやレンズ、フラッシュの変更をして撮影という形でした。なので特に撮るときには、被写体にカメラを向けてシャッターボタンを押すだけでしたが、プロモードでは、アスペクト比はノーマル、1:1 , 5:4 , 3:2 , 5:3 , 16:9に変更可能です。そしてフラッシュの自動、オン、オフ設定、カメラの指定(インカメラ/アウトカメラ/クラシックモード切替)
さらにそれだけではなく、撮影時の設定、フォーカス、ホワイトバランス、露出、シャッタースピード、ISO、アスペクト比を撮影時に設定して撮ることができるようになりました。それは画面中央下のMのアイコンをタップするとメニューが出てきます。変更は右側に出てくるスライダーで可能です。
また変更した項目は黄色に変化します。シャッターボタンは画面下の丸い黄色いボタンです。
そしてこのカメラの画面から、左下に表示されているサムネイルをタップすると、過去に撮った写真アルバムから選択してアプリ側に表示、編集することができます。
他にも、歪んだ写真を調整することができたりもこのアプリでできるようになりました。かなり使い勝手が良くなり使う頻度も増えると思います。