タイトルにはiPhone 11 Proと書いていますが、iPhone 11 Pro Maxでも同じように使えると思います。今回は撮影に特化した(撮影に力入れてる)カメラアプリの紹介です。標準のカメラアプリには無い機能を持ったカメラアプリになります。モノクロのみやフィルターを通したカメラアプリは今回省いています。紹介する順番は特に意味はありませんがレビュー用のスクリーンショットは撮れなかったので、また後日アプリ単体のレビューの時にでも紹介したいと思います。
1. CameraーM
iPhone/iPad/Apple Watch
このアプリが出た当時から使っていました。最初はマニュアルカメラだけであまり機能は無かったんですが、マニュアル撮影が楽で使ってました。今ではどんどん機能が増えていき、かなり使えるカメラアプリになっています。
CameraーMの特徴
マニュアル操作(フォーカス・ISO・露出・色温度)
3レンズ(Wide,Ultra Wide,Tele)マニュアル切替可能
3レンズ(Wide,Ultra Wide,Tele)同時3枚撮影(3画角も液晶に表示)
フォーカスや露出アンダー/オーバーなエリアをリアルタイム表示
保存できる画像フォーマットはRAW/HIGH HEIF/HEIF/HIGH JPG/JPG/PNG/TIFF
ウィジェットやApple Watchでは日の出/日の入りや太陽の位置を知らせてくれる機能
他にも撮影のサポートをしてくれる機能が豊富
※Ultra WideのマニュアルフォーカスはiOS 13でサポートされていないようです。
2. Moment – Pro Camera
iPhone/iPad/Apple Watch
いち早く3レンズに対応したカメラアプリ。自社の外付けレンズにも対応できるよう工夫されていますが、マニュアル撮影で楽しめるようになっています。
Moment – Pro Cameraの特徴
マニュアル操作(フォーカス・ISO・露出・色温度)
3レンズ(Wide,Ultra Wide,Tele)マニュアル切替可能
フォーカスや露出アンダー/オーバーなエリアをリアルタイム表示
スローシャッター撮影可能でMOTION BLUR/LIGHT TRAILSの指定が可能
保存される画像フォーマットはHEIF/JPGでクオリティが各々3種類指定可能
ムービーも同じようなマニュアル操作が可能
設定したパラメータをプリセットとして登録・呼出が可能
※Ultra WideのマニュアルフォーカスはiOS 13でサポートされていないようです。
3. Hydra ? Amazing Photography
iPhone/iPad/Apple Watch
正直、このアプリはiOS 13に対応しないかなと思っていただけに嬉しいアップデートでした。複数の写真を撮って合成するアプリです。手持ちでも結構大丈夫です。
Hydra ? Amazing Photographyの特徴
3レンズ(Wide,Ultra Wide,Tele)マニュアル切替可能(ズーム/ビデオ-HDR以外)
単一の高画質画像 (少ないノイズ、より多いハイライト/シャドウ) を作るために 60 フレームまでをマージして出力
12メガピクセルのセンサーの限界を超えて、32 メガピクセル高解像度画像を処理
HDR、ビデオ-HDR、低光量、ズーム、ハイレゾの5つのキャプチャモード
HDRモードは、20枚もの画像を取り込むことによって、最も困難な照明条件下でも画像を処理
低光量モードは、複数の画像をマージし、より良い画質を提供するために光量を 10 倍に増幅して、センサーノイズを除去
ズームモードは、リアルタイム、超解像技術を使用して、手の動きから欠落しているピクセルを再生成し、2/4/8 (望遠) 倍と 倍のスケーリングファクターにより、標準的なデジタルズーミング技術を超えるディテールを生成
ハイレゾモードは、通常の 12 MP カメラセンサーから 32 MP までの画像を生成でき、撮影した写真より細かいディテールを提供
4. Halide – RAW撮影ができる手動カメラ
iPhone/Apple Watch
上下左右にスワイプやワンタップで切替できるマニュアル操作ができるカメラアプリ。
Halide – RAW撮影ができる手動カメラの特徴
ジェスチャーを使用して、露出指数とマニュアルフォーカスを変更
フォーカス・ピーキングと強力なマニュアルフォーカス
保存される画像フォーマットはRAW/JPG
5. ProCam 7
iPhone/iPad/Apple Watch
以前から、機能が豊富で標準カメラアプリを超える機能を提供してきたアプリです。iPhoneを限界まで使う4K MAXのビデオ撮影と4K MAXタイムラプス撮影は各々600円の別料金なのでちょっと考えどころです。全部揃えると2300円ほどになります。ただ機能は豊富です。
ProCam 7の特徴
マニュアルフォーカス、露出度、シャッタースピード、ISO感度、ホワイトバランスの調整が可能
フォーカスと露出のフルコントロール (タッチフォーカス/タッチ露出)
フォーカス、露出、ホワイトバランス (WB) ロック
アスペクト比調整可能 (4:3/3:2/16:9/1:1)
撮影種類は写真については、ポートレート/スローシャッター/バースト/ナイトモード/通常撮影(3D撮影はイマイチ)
ポートレートは広角と望遠レンズで可能
スローシャッターはモーションブラー/ライトトレイル/ローライト、時間は4秒/8秒/15秒/30秒/Bulb
バースト/ナイトモード/通常撮影では、レンズを広角/望遠/超広角/デュアル(広角と望遠を同時に撮影)
写真フォーマットはHEIC/JPEG、RAWフォーマットはRAW+L/RAWの指定が可能
設定をプロファイルとして保存しSiriで呼出可能
著作権を保存しEXIF情報に追加。著作権のスタンプも可能
6. ProCamera.
iPhone/Apple Watch
このアプリは、先に紹介したProCamと常に競っているイメージがありましたが、今はProCamera.(アプリ名の最後にドットがあります)の方が優勢だと思います。ただこちらもHDRやスローシャッターで別に課金しないと使えません。
ProCamera.の特徴
手動・半自動・自動モード
手動と半自動モードでフォーカスの調整がマニュアル操作で可能
独立したフォーカスおよび露出コントロール
フォーカスピーキングを利用した手動フォーカス
RAW・TIFF・JPGおよびHEIFへの対応
撮影モードは 自撮りモード/高感度モード/通常撮影/ポートレート/ビデオ/HDR/BOTHE(インカメラとアウトカメラの同時ビデオ撮影)
ポートレートと自撮り以外は3レンズ対応
古いですが、日本語で書かれたページがあります。
▶ ProCamera 8 Archive – ProCamera + HDR – Turn your iPhone into a powerful digital camera
7. Chromatica camera
iPhone/iPad/Apple Watch
シンプルながら、マニュアル操作可能なところは全部できる、写真を撮る機能だけなので比較的軽いアプリだと思います。無料の時にダウンロードして使ってみましたが、普通に良いと思いました。
Chromatica cameraの特徴
マニュアル撮影可能で、3レンズ対応
通常撮影モードとポートレートモードが選択可能
ホワイトバランス・ISO・露出・シャッタースピード・フォーカスのマニュアル操作が可能
フォーカスが合っているところの色が変わるフォーカスピーキング対応
露出がアンダーのエリアを色替えで表示
写真フォーマットはJPG/HEICそしてRAWにも対応
3Dレベルのグリッド表示で真上から撮る時にも正確な真上がわかる