iPhone 11シリーズになって超広角が出たせいか、外付けレンズ業界は縮小しているように感じているんですが、Momentはまだ頑張ってます(違うものにも手を広げていますが)。今回AmazonのCyber Mondayの前にShiftCamに似たものがAmazonで出ているのを見つけ購入して使ってみました。結論を先に言うと、マクロがすごい。魚眼レンズもあるんですが、私はちょっと好きじゃない感じです。
iPhone 11 Pro用以外にiPhone 11用、iPhone 11 Pro Max用があります。色は1種類のみ。
開封
Amazonで購入しましたが、1週間くらいして届きました。少し時間がかかりました。届いた時にケースがなんか汚れているなと思っていたんですが、透明のフィルムがあらかじめ貼っていて使うときは取ってくれと書いていました。ケース自体は、穴もきちんと処理されていて、ボタン類も押しやすかったです。ただ、カメラの部分の出っ張りですが、フタは少し磁力があるようで、フタをしてレンズを隠した状態だと重力に負けずにくっついたままです。ただ、フタを開けたときが問題。固定しないのでiPhoneの向きを横から縦、縦から横に変えたときにブランブランします。
5つのレンズがまとめてスライドする形です。フタは下向きに開けば指で抑えられたのにと思いましたが、それだとまさにShiftCam。
機能
レンズは5つ付いています。ただしレンズが切り替えられるのは、ご覧の通り横方向にスライドする部分だけになります。各々のレンズの機能はこのようになっています。
つまり超広角レンズには、水辺やガラスの反射を防ぐCPLフィルタのみ。広角レンズには10倍マクロと180°フィッシュアイ(ShiftCamと同じ)、望遠レンズには20倍マクロと2倍望遠(ShiftCamは4倍望遠なのでここは異なる)。
スライドさせながらレンズの位置に止まるようにストッパーが付いています。ただ、スライドしすぎるとレンズの部分が外れます(iPhoneのレンズ側と反対向きへのスライドは外れないようになってます)。
iPhone本体にケースを付けた状態(フタを閉じている時と開けている時)
試し撮り
それぞれのiPhoneのカメラに対応したレンズをそれぞれ試し撮りしてみました。iPhoneを固定して撮ることを考えていたのですが、レンズの焦点距離も異なるので、ピントが合うところで撮影しています。
CPLフィルタ+超広角レンズ
最初は、超広角のCPLフィルタを試してみました。CPLフィルタは、指でフチに触れて回すことができ、これで反射の状態を変更します。1枚めは付けていない素の超広角レンズ、2枚めは、ケースを付けてCPLフィルタで調整して撮った写真になります。うまく機能してました。
フィッシュアイレンズ+広角レンズ
これは、好きな人は好きなんでしょうが私はちょっと好きじゃないです。ピンチアウトして円のフチを消して撮るのが好きかも。
10倍マクロ+広角レンズ
10倍マクロすごいなって感じでしたが、20倍マクロもあるんですよね。
20倍マクロ+望遠レンズ
望遠レンズを使っているため、接写までしなくても良いんですが、ここまで撮れるとは驚きでした。水滴とか撮ってみたいと思いました。
所感
ここまでのマクロは試したことが無かったのでおもしろいなと思いました。CPLフィルタは超広角レンズだけなので、使う場面が絞られますし、魚眼は動物の顔とか撮るには面白いですが、これも場面が限られるかなと。ただケースと一体なので、使う時にケースを変えて使う場面はありそうだと思ったので、このまま使いたいと思います。
この記事を書いている時に、MomentからiPhone 11 Pro用のケースが届きました。Fedexは宅配ボックスに入れてくれないので、待たされましたが、またこれも試してみたいと思ってます。