以前、Appleのイベントで紹介されていたiPhone 11 Proのカメラ4画面から2画面の録画を同時に行うアプリFiLMiC Proですが、その機能だけ取り出したアプリが公開されました。アプリ自体は無料です。こちらからダウンロードできます。
▶ ?「Doubletake by FiLMiC Pro」をApp Storeで
対応環境はiOS 13.0以降。iPhone、iPad、およびiPod touch。
注意点としては以下のことが書かれています。
iOS 13の機能ごとに、マルチカムビデオはiPhone 11 Pro Max、11 Pro、11、Xs Max、XsおよびXrのデバイスのみに制限されています。このアプリはiOS 13でサポートされるすべてのデバイスにインストールされ、機能しますが、このリスト外のすべてのデバイスは、単一のカメラからのビデオの録画に制限されます。
DoubleTakeは、受賞歴のあるシネマカメラアプリFiLMiC Proに搭載されるマルチカム機能になり、以下の動画仕様になります。
ビデオ仕様:
-スムーズで簡単な自動フォーカスおよび露出調整のためのフルフレームフォーカスおよび露出。
-選択可能なブロードキャストフレームレート:プロジェクトの要件に応じて、24fps、25fps、および30fps。
-最高品質の高ビットレートエンコーディングでの1080pビデオ。 (注:1080pビデオは、マルチカムキャプチャ用のApple APIでサポートされている最大解像度です)。
-.h264 .movファイルとして記録されたコンポジットPiPまたは個別の個別のビデオファイルは、カメラロールへのバッチエクスポートをサポートするDoubleTakeの内部ライブラリに保存されます。
アプリを起動すると全画面のカメラの画面になり、左下に望遠レンズのようなアイコンがあるので、そこをタップすると4分割されてそれぞれのレンズを通して画面が表示されます。iPhone 11 Proだと広角、超広角、望遠、インカメラの4つになります。
表示されているうちの2画面をタップして選ぶとCONFIRMの文字が表示されるので、そこをタップすると次の画面に進みます。
撮影の際には、選んだ画面をPicture in Picture(PiP)ウィンドウを使用して、ビデオキャプチャの両方のカメラを同時に表示できます。
発表の際に、早く試したいと思っていて試すことができなかった機能がやっと試せます(しかもアプリは無料)。
FiLMiC Proの中に入るとしたらカメラのところになると思いますが、そちらも楽しみです。