2023年末のAmazonのホリデーセールで購入したUlanziのスマホグリップ(CapGrip:CG02)を購入しましたが(初売りでも同じセール中)、外で写真を撮る機会があったので、試してみました。
私が購入したのは、ライト付きの方で、他にライトの部分が化粧鏡付(要は自撮り用)のもの(CapGrip:CG01)もあります。
Ulanzi CapGrip:CG02スペック
この手のグリップは単4電池を入れて使うことが多かったのですが、このCapGripは充電式です。本体側は電池容量1,000mAhで動作時間の目安は120分。
そして、後述しますが、シャッターボタンがマグネットで取り外しができ、こちらは、電池容量は90mAhになります。リモコンとして使えます(リモコンとして届く距離としてはBluetoothなので15m)。取り付けられるスマホのサイズは60〜82mmでiPhone 15 Pro に純正シリコンケースは問題ありませんでした。
本体以外に付属品は、充電用のUSB-C – USB-Aケーブルとマニュアル(英語/日本語/中国語)があります。マニュアルを見る限りは正式名称は”CG-02 Bluetoothスマートフォンキャップグリップ”と書かれていました。実際にシャッターボタンはBluetoothで行っていて、標準のカメラアプリ以外に、ボリュームシャッターが使えるカメラアプリであれば使えると思います。
重さは118gになります。iPhone 15 Proを取り付けても重いという感じは受けませんでした。
箱にはスマホを挟むクランプサイズが60-82mmとなってますが、特徴の方に書いているクリップのサイズの方が正しそうです。(滑り止めのゴムが付いてます。)
- 材料 :ABS+シリコーン
- 重量: 118g
- サイズ: 79*82*53mm
- クランプ可能範囲: 58-86mm
Ulanzi CapGrip:CG02の特徴
Ulanzi JPのサイトから抜粋
- 3段階のフィルライトで画像がより鮮やかに:統合されたフィルライト設計、3段階の明るさ、明るさと暗さを調整可能、1000mAh大容量リチウム電池、120分間の美しい連続オンライン。
- 15mリモート接続、ワンキーリモコン: ワイヤレスリモコン、素晴らしい瞬間をキャプチャするために簡単にあなたの手を解放します。
- 強化された安定性とアンチシェイク、より安定した片手グリップ:カメラハンドルは形状に設計されており、シリコーン材料は繊細な感じ、それはあなたが長い時間それを保持するときに疲れることはありません。
- 伸縮式携帯クリップ: 58-86mmの伸縮距離で、市場の99%の携帯電話に対応します。
- 多機能拡張: コールドシューポートと1/4 “標準ネジ穴が付き、外部マイクや手持ち三脚などの異なるデバイスに接続できます。
- 対応機種: Bluetooth機能はほとんどのスマートフォンやその他のアプリで使用可能です。
Ulanzi CapGrip:CG02の外観
iPhone本体を挟んで、グリップを追加したような形状になります。がライトが付いているのは、ちょっと変わってます。コールドシューポートも付いているので、そこに照明付けても良いのではと思いました。握り具合は、特に不満なく、人差し指をシャッターボタンに置けるのですぐ撮れる感じです。
充電用のUSB-Cポートは2箇所
電池式ではないのが珍しいと思いましたが、充電は本体と、リモコンにもなるシャッターの部分の2箇所にUSB-Cポートがあり、そこから充電が可能です。本体側の方は、普段は付属のキャップを開けるとUSB-Cポートが出てきます。
リモコンにもなるシャッター部分は、USB-Cはそのままむき出しになってます。後述しますが、このシャッター部分がマグネット式で取り外しができ、リモコンとして使えます。
底にはネジ穴
底には、1/4 “標準ネジ穴があり、三脚を取り付けることができます。いろいろ考えられてます。
シャッター部分は取り外し可能
シャッター部分はマグネットで付いており、取り外しが簡単になってます。取り外したシャッターがリモコンとなり、iPhoneを付けた本体から離れて(最大15m)撮影ができます。自撮りだけでなく集合写真などにも使えます。シャッターボタンの近くにあるもう一つのボタンはライト(ランプ)になります。
iPhoneを挟んで使う
iPhone 15 Pro + Apple純正シリコンケースで、挟んでいる部分にもゴムが付いているおかげか、しっかりホールドされている感じはあり、すり抜けて落ちることはありませんでした。
そして、iPhoneを挟んで使う場合は、まずシャッターボタンをペアリングする必要があります。
電源のON/OFF
シャッターボタンを3秒長押しで、電源ONになり、シャッターボタンとライトボタンの間のシャッターボタン側にある小さなLEDで緑色が点灯。もう1度、3秒シャッターボタンを長押しすると電源OFFになります。ちなみに5分間操作がないもしくは接続がない場合は、自動的に電源OFFになります。
シャッターボタンの方を充電しているときには、赤色のLEDが連続点灯し、充電が完了したら消えます。
ペアリングは電源ONにしたときに、iPhoneの設定のBluetoothにUlanziの表示が出てきたら許可することで使えるようになります。1度ペアリングしてしまえば、あとはカメラアプリを起動して、CG02を電源ONすればシャッターが切れ撮影ができます。
ちなみにシャッターボタンを長押しすると連写になります。
挟むときの注意点
挟んでホールドする際の注意点としては、iPhoneのボタンを一緒に挟まないことです。側面のボタンは両側面にあるので、ボタンまで巻き込んで挟むとiPhoneのボタンが押されている状態になりおかしな動きになります。上になる面と底になる面のボタンは干渉しないように取り付けます。
ライト(フィルライト)の操作
◯のアイコンのボタンがライトのボタンで、3秒長押しでデフォルト輝度の30%で点灯します。さらに◯のアイコンのボタンを1回押すと70%の輝度、さらに押すと100%の輝度になります。100%からさらに押すと30%に戻ります。◯アイコンのボタンを長押しすることでライトをOFFにすることができます。(ライトの充電は、キャップの付いているUSB-Cポートから行います。)
Ulanzi CapGrip:CG02の感想
よく考えられているなと思ったところは、シャッターボタンが取り外して使えてしかもマグネットで取り外しも楽。リモコンシャッターとして使えるところは、先にも述べた集合写真には便利。
また、今回、横置きで使ってますが、iPhoneを縦にしてシャッターボタンを取り外せば、縦長の写真も撮れます。ライトはおまけというか接写などでは便利かなと思いました。
ただ、デメリットとしては、MagSafe部分が使えなくなるので、充電しながら使うという場合は有線での充電に限られます。(ただiPhoneの向きを反対にすればどうとでもなりますが、あまりそこまでしないかもしれません。)ただ三脚穴もありますし、不都合はそこまで感じませんでした。
私の持っているMomentのMagSafe対応の三脚ホルダーは使えないですが、CG02に三脚穴があるので問題ないでしょう。
CG02を取付けて使っていて、iPhoneなんだけど、コンデジで撮っているような感覚になり、懐かしかったです。