1日で数か所を巡るというのはキツイですが、東京ミッドタウンから六本木ヒルズは近くて良いですね。サントリー美術館とかもありますし、国立新美術館もありますし、上野もまとまった場所にあって自然も豊富なので好きですが、赤坂のルートも好きです。ここでは前記事の21_21 DESIGN SIGHT、FUJIFILM SQUAREからの続きです。
ちなみに私にとっては、このGWのメイン日。で今回のMUCA展が私の終点になります。
天気は残念ながら、下の写真のように雨模様。その分、展示会だけに注目することができて良かったと自分に言い聞かせてます。ちなみに下の写真ではティファニーの展示物が、六本木駅側から行くと右手に飾ってあり、虎ノ門ヒルズ ステーションタワー45階にあるTOKYO NODEで行われている「ティファニー ワンダー」展の宣伝でした。虎ノ門ヒルズ、麻布台ヒルズの建物も見たいですし、行ってみたいところです。
MUCA展とは
MUCAは初めて聞くと言う方もいらっしゃるかもしれませんが、KAWSやバンクシーは聞いたことあるかもしれません。
ドイツ・ミュンヘンの中心部にある変電所跡地に所在し、アーバン・アートや現代アートにおける20・21世紀の最も有名なアーティストの作品を展示しているMUCA。2016年の開館以来、アーバン・アートの分野での作品収集の第一人者として、1,200点以上の作品を収蔵しています。
東京会場限定のオリジナルアーティストグッズも販売されています(が買わなかった…後で後悔するパターン)。
それと、来場記念キャンペーン!SNS投稿でオリジナルステッカーをプレゼントがあります。私は軽く見逃してしまいましたが、ステッカーがなくなり次第終了とのこと。出口のところで詳しく説明されています。
日程
開催期間は、2024.3.15(金)~ 6.2(日)
開館時間は、10:00~19:00
※金曜日・土曜日・祝日・祝前日・ゴールデンウィーク[4.27(土)~5.6(月・休)]は20:00まで
会場は、森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ森タワー52階)
注意点
- 入館は閉館の30分前まで。
- 事前予約制(日時指定券)を導入しています。(サイトからは、時間単位で指定して購入できます。)
展示場への入り方
高いビルの脇に入口があるので、そこから入ってエレベーターに乗らずに、階段で行くのが私は好きです。
緩やかな階段を上がっていると、外の風景や、天井から垂れ下がっている広告にも目が行きます。
シアスター・ゲイツ展は9月1日まであるので、絶対見に行くと思います。という情報を見たりするのにもちょうどよく、私は2時からの券をオンラインで購入していたので時間つぶしにもなります。
(人が少なかったのか、少し前に受付に行ったら入れました。)
ちなみに…ドイツ ミュンヘンにあるMUCA
ドイツのMUCAのサイトはこちら。
写真撮影はOK。ただし…
写真撮影はOKでした。太っ腹と思いきや、カメラや貴重品以外のものはロッカーに預けてからの入場になります。100円玉が、荷物をいれるロッカーに鍵をかけるため必要。あとで戻ってきます。
私は、iPhone 15 Proと一応メガネを持って中に。(財布などの貴重品も一緒に)ショルダーバッグに財布や鍵、スマホだけ入れて行くというのも良いかもしれません。
MUCA展の中へ
入ってすぐに目に飛び込んできたのはある意味グロいKAWS.ユニクロのTシャツとか争奪戦のニュースとかあったりもしましたが、かわいいキャラというイメージでした。
KAWS (カウズ)
(真正面も撮ってはいますが)あえて真正面からは紹介せず横から。解剖図のような昔、ガンダムなどで見たことあります。
皮膚のない状態だと妙に人間っぽく感じたりするけどもアゴの骨無いのねと思ったり。
この後ろに小さな穴が金網に閉ざされているところにもちゃんといました。ちっちゃい子供だとすぐわかりますが、大人だとしゃがまないと見えない位置にあります。人間の日々の生活を表現しているとのこと。
次の部屋ではKAWSのポスターなども展示されています。(省略あり)
SHEPARD FAIREY (シェパード・フェアリー)
シルクスクリーンだったりスプレーペイントなどの作品で、よく見ると活字も見えたり。どこか昔見た海外のポスターのような色使いだったり、でも見入ってしまいます。
INVADER (インベーダー)
1970〜80年代のビデオゲームに影響を受け、世界中の都市の壁にピクセルアートを制作するストリート・アーティスト。単なるピクセルアートと思いながら、横から見ると、ルービックキューブを使っているのがわかる作品は面白いと思いました。
SWOON(スウーン)
スウーンは、初めは匿名で活動していて当時のボーイフレンドが提案したもの。紙だけでなく、刺繍や木を使った作品でどこか神秘的な感じも受けました。ポストカードでも売っていたので購入。
VHILS (ヴィルズ)
異なる(廃棄されたものかもしれない)扉をつなげて、人の顔を彫って表現している作品は、細かく見入ってしまいました。鍵穴もどちらも異なっていて、「破壊して創造する」が彼の信条とのこと。確かに他の作品にも現れてました。
BARRY MCGEE (バリー・マッギー)
色や形、テクスチャに惹かれました。作品には木や金属のリサイクル素材が使われていて、ストリート・アーティストやアーバン・アーティストに影響を与えていて、納得。作品名が全部Untitled(無題)というのも公共の場に置く方を望んだためだろうか。とか考えてしまうものでした。
RICHARD HAMBLETON (リチャード・ハンブルトン)
ストリートアートの先駆者で、2017年に没。どんな感じに描いていたのだろうかと思って、真正面からだけでなく光の当たり具合も見たりしてました。
ちょうど上のVHILSと真向かいに作品が置かれていました。その迫力に圧倒される作品もありました。
JR (ジェイアール)
ストリート・アーティスト、写真家。安価なカメラを見つけたことが転機。ドキッとするような写真もあり、見入ってしまいます。
OS GÊMEOS (オス・ジェメオス)
オス・ジェメオスは、ポルトガル語で「双子」を意味するブラジルで最も有名な2人組のストリート・アーティスト。ちょっと笑ってしまうようなキャラクターが出てきたりするが、彼らの作品には「夢」というテーマが存在。
BANKSY (バンクシー)
最後は、話題にもなるアーティスト。バンクシー。これ見たさで来場される方も多いのではないでしょうか?メッセージ性もあり、私もテレビで数点作品を見たことがあるくらいでこんなに見たのは初めてでした。正体は不明のまま今も活動されています。
水面にで見える模様を立体的に見せている感じがしました。そのため下に鏡があるのかと思ったり。裏の下にBANKSYのサインが入ってます。
ショッキングな彫刻ですが、撮影角度によっては、他の作品も映り込むので、この角度で撮影。
火炎瓶ではなく花束を。投げ方がイチロー選手に見えてしかたなかった作品ですが、近くでみてやっと納得しました。
死神の格好だけどもスマイリー。戦争は、どんな理由があろうともやってはいけないと思ってます。
シュレッダーになってて綺麗に切られて落ちていくシーンはテレビでも見ました。額装自体も作者のものだとか。これからもアートで、世の中にメッセージを伝えていって欲しいところです。
出口にてお買い物
出口を出るとショップがあり、やっぱり買っちゃいました。公式カタログ。それとポストカード。
PayPayなどのバーコード決済使えなかったのでちょっと焦りましたが、交通系ICカードが使えたので良かったです。しかし、来て良かった。充実した1日でした。
後記
やはり、海外から来られて見に来ている方々も結構いました。なかでもMUKA展では、偶然にも行きと帰りのエレベータで一緒だった家族連れがいて、帰りは、完全にお父さんがエレベータの中で、グロッキー状態。子供は元気ではしゃいでいると、時々お父さんが白目になってて笑ってしまいました。
私もお昼を食べずに、巡っていたので、少しヘタってました。時間がもう少しあったら、天下一品行きたかった。残念。
ということで新宿駅のカレーハウス11イマサへ行ったら改装中。眼の前にあった、どうとんぼり神座(KAMUKURA)へ。店も初めてでしたが、ラーメン自体が久しぶり。ラーメンのスープがあっさりで美味しい!どうとんぼりってことは大阪だよなと思いつつ。野菜も多くて、ちょっとローテーションに入りそう。